決算報告会開催のお知らせ
希望するお客様に対し決算報告会(決算分析検討、次期予測計画)を開催しています。資料の作成日程等準備調整がありますので、まずは各担当にご相談ください。決算報告会の目的は、自社の経営状況を知り長所を維持し、弱点を是正し、会社を発展させることにあります。
(事例紹介)○A社の場合
過去に何度か決算報告会(分析、検討会)を行っており、ある程度大局的に数字をつかんでいる小売り、卸売り、役務の提供の3種類の業務を行っている同族の会社である。前半は小売り卸売りの粗利およびサービスの提供をどのように位置づけるのかその考え方に力点をおいた。後半は、戦略マップを使って一緒に経営戦略と経営理念の重要性を考えた。
所長所見
世の中の動向をよく知っており、ここ数年来の厳しい経営環境の中の事業承継も視野に入れながら落ち着いて業務をこなしている経営者である。子息への事業承継は10年かかるといわれており、この点からも経営に対する理念、経営戦略を伝えることは重要である。
(事例紹介)○B社の場合
工事台帳の重要性がわかった。工事を受注する前にある程度の予算を組むのであるが現場と経理は別物だと思っていた。予算科目とTKCのソフトの科目を読み替え、請求書、領収書を早めに経理へ提出することにより工事台帳がタイムリーに迅速に作成され現場会議に使える最大の武器だということが理解できた。今までの会議とではその内容が変わってきた。
所長意見
建設業は工事の受注と現場が全てである。過当競争の時代であるが、請負金額と工事原価についてどんぶり勘定から脱却し工事管理を予算や過去のデータを基に具体的に生かすことができれば生き残れるチャンスは大いにあり、大発展することも可能である。
(事例紹介)○C社の場合
売上が急激に伸び売掛金の割合が高くなり資金繰りを圧迫していたのが数値でつかめた。今後は売掛金の早期回収を納品時も含めて検討したい。また粗利益率を抑えた点もあったので利益確保の点からも粘り強く適正売値で交渉したい。損益分岐点売上高もつかめたのでこの点も注意したい。TKCの継続マスを使っての次期の売上目標、粗利益率、借金返済のための必要経常利益についても理解できた。経営方針についても文章で作成したい。
所長意見
日頃、TKCのソフトをタイムリーに利用しており経営数値と経営状況を摺り合わせ、自社の経営状況をよく理解し経営に真剣に取り組んでいる姿勢がある限り発展することは間違いない。